- 道南いさりび鉄道の運行本数は1日何本ですか。
利用者の利便性の維持・確保を図る観点から、旧JR江差線(五稜郭・木古内間)の普通列車の運転本数、列車ダイヤを維持・確保するよう運行しています。
- JR函館駅への乗り入れはありますか。
利用者の利便性を確保するため、五稜郭駅での乗り換えが生じないよう、道南いさりび鉄道の列車がJR函館駅まで乗り入れています。
- 五稜郭から木古内までの運賃はどうなりますか。また、通学者の割引や定期券の発行はありますか。
運賃については、先行事例や並行する路線バス等の運賃水準も参考に、JR運賃と比較して概ね1.3倍程度に設定しました。
地元の協議会(道南地域(五稜郭・木古内間)第三セクター鉄道開業準備協議会)での議論を踏まえて、平成27年10月26日に「旅客運賃上限設定認可申請」を行いました。
また令和元年10月1日に消費税率改定に伴い、運賃を改定しております。
乗車券は、普通乗車券、定期乗車券(通学及び通勤)、回数乗車券、団体乗車券を発売しています。
- JR北海道との乗継割引について。
並行在来線の経営分離により、江差線(五稜郭・木古内間)と函館線が別会社による運営となっても、これまでどおり1枚の乗車券で利用できるよう、当社とJR北海道との連絡運輸を実施し、乗継割引をしています。
範囲は、片道乗車券については列車の乗り入れ区間である五稜郭・函館間、定期券については函館・森間を対象としています。
- オレンジカードや、イカすカード、バス・市電共通乗車カード、交通系ICカードは使えますか?
当社線ではご利用出来ません。
- 学生割引乗車券(2割引)は利用できますか?
当社線ではご利用出来ません。
- 通学定期券を購入する際の通学証明書の様式は変わりますか?
様式はJRで指定のものと変わりません。
- 定期券を使用する事がなくなりました。払戻はどうなりますか?
●定期券が不要となった場合で、有効期間の開始日の前日までの払戻額は発売額から手数料220円を差し引いた残額です。
払戻額=定期券発売額-手数料220円
●有効期間の開始日以降で定期券が不要となった場合は、以下の計算例の通り、発売額から既に経過した日数分の往復普通運賃と手数料220円を差し引いた残額を払戻致します。ただし払戻額が無い場合もございますので、ご了承下さい。
払戻額=定期券発売額-(経過した日数×往復普通運賃)-手数料220円
例①/4月1日から有効な五稜郭~上磯間の通勤定期券(1ヶ月)を4月5日に払い戻す場合
定期券発売額(9,710円)-(経過日数5日×往復普通運賃620円)-手数料220円=払戻額6,390円
例②/4月1日から有効な五稜郭~木古内間の通学定期券(高校生3ヶ月)を4月10日に払い戻す場合
経過日数(10日)×往復普通運賃(1,960円)=19,600円となり、1ヶ月分の通学定期運賃(高校生)より高額になる為、定期券発売額(39,760円)-1ヶ月分の通学定期運賃(高校生/13,950円)-手数料220円=払戻額25,590円となります。
※上記の運賃・手数料は令和元年10月1日現在のものです。
※払戻の際は、定期券の他、学生証や運転免許証等、ご自身を証明するものをご持参下さい。
- 回数券を使用する事がなくなりました。払戻はどうなりますか?
不要となった回数券の未使用分は、有効期間内に限り払戻を致します。
この場合の払戻額は、発売額から既に使用された枚数分の普通運賃と手数料220円を差し引いた残額になります。
※ただし払戻額が無い場合もございます。
払戻額=回数券発売額-(使用済の枚数×普通運賃)-手数料220円
- 使用する車両はどうなっていますか。
車両は、利用者の状況や車両導入に伴うコストを勘案して、JR北海道から、現在、江差線で使用している車両と同じ、ワンマン仕様のディーゼル車両(キハ40形・9両)を譲り受け、2両は地域情報発信列車「ながまれ号」、道南の四季(春夏秋冬)をイメージしたものや、国鉄時代(首都圏色・急行色)の塗装車両などに変えております。
運行予定は「おしらせ」欄に随時掲載しておりますので、ご覧ください。
- JR等で発売し、道南いさりび鉄道線(五稜郭~木古内間)を利用出来るきっぷ(特別企画乗車券)はありますか?
「はこだて旅するパスポート」「はこだて旅するフリーパス」「三連休東日本・函館パス」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」「千年手形オプションきっぷ」は有効期間内に限り、当社線でご利用頂けます。(2020.03月現在)
それ以外はご利用できませんので、ご乗車区間のきっぷをお求め下さい。
※これ以外に当社線をご利用頂けるきっぷが発売される場合があります。
※きっぷをお求めの際にはご利用方法をご確認下さい。
- 「青春18きっぷ」で道南いさりび鉄道線は利用できますか?
当社線ではご利用出来ません。ただし青春18きっぷをお持ちの上、当社線の 五稜郭~木古内間と北海道新幹線の木古内~奥津軽いまべつ間を通して乗車する場合は、別途「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」をお求めいただければご利用頂けます。
※当社線内の途中下車は出来ません。
※青春18きっぷ北海道新幹線オプション券は全国のJRのみどりの窓口で発売されます。
- JRからの引継後の各駅はどうなっていますか?
駅舎も現行のJR北海道の駅をそのまま譲り受けています。
五稜郭駅は、JR北海道との共同使用駅とし、道南いさりび鉄道専用の自動券売機を設置しますが、窓口・改札等の業務はJR北海道に委託しています。
七重浜~木古内の各駅には、社員による営業窓口はありませんが、七重浜~上磯の各駅と木古内駅に自動券売機を設置しています。
※上記の自動券売機は設置駅からの回数券も購入可能です。
- 道南いさりび鉄道線内から五稜郭駅で乗り換えて、五稜郭以北のJRの駅(桔梗・七飯・新函館北斗・大沼公園など)に行きたいのですが、どのように片道きっぷを買えば良いですか?
①ご乗車時
・道南いさりび鉄道線内の自動券売機のある駅(七重浜・東久根別・久根別・清川口・上磯・木古内)からご乗車の際は、五稜郭駅までのきっぷをお求め下さい。
・自動券売機の無い駅(茂辺地・渡島当別・釜谷・泉沢・札苅)からご乗車の際は、列車にご乗車された時に整理券を人数分お持ちの上、五稜郭駅で整理券と一緒に運賃をお支払い下さい。
②乗換時・下車時
・五稜郭駅で一旦下車し、新たにJR線のきっぷをお求め下さい。なお乗り換えの時間が少ない場合は、そのままJR線の列車にお乗り換えの上、下車した駅、または特急列車等の車掌に、きっぷ・整理券を提示して運賃をお支払下さい。